『鍼灸師になって良かった』そう思える体験を。

◆ ブログ

平成30年7月9日 
『鍼灸師になって良かった』そう思える体験を。

信じる力。師匠との出会い。

こんにちは。平成28年に専門学校鍼灸学科を卒業した福森千晶と申します。学校を卒業して早2年が過ぎようとしています。

現在、学生時代より師事していた師匠の元へ弟子入りの許可を頂き、この4月から地元関西を離れて新たな生活が始まりました。最近、ようやく生活に慣れて来た頃です。

朝から晩まで一日中、鍼灸のことだけを考える生活は現代では中々出来ない環境だと思います。一生涯現役で在りたい私にとって、本当にかけがえのない時間を過ごしています。

学生時代に今の状況になることを想像できていたのだろうか?

「鍼灸学校に入学して本当に良かったのかな?」と思うこともありましたし、鍼灸師になってからも「このやり方でいいのかな?」と悩むことも何度もありました。

でも、今は敢えて厳しい道を選択したのに日々が充実しています。

それは、この先生だと想える方に出会え、無限なる鍼灸の可能性を信じることが出来るようになったからだと思います。

悩める鍼灸師・学生さんへ

ベテランの先生方を差し置いて偉そうなことを述べる言い方になっているかもしれませんが、この先不安でたまらない鍼灸学生や鍼灸師に成り立ての先生にお伝えしたいことがあります。

まずは気になる勉強会や治療院があるのではあれば今すぐ足を運んでください。何が正しいのかは自分の目で見て、感じることでしかわかりません。

そして、こんな先生みたいになりたい、治療が出来るようになりたいという目標が見つかったのであれば可能な限り、その先生の近くでいられる環境をつくってください。また、その先生が考えていることや見ている世界がどんなものであるのだろうかということについてひたすら考え抜いてください。

繰り返すうちにいつしか自分が想像も出来なかったような場所へ進めるはずです。少しでも皆さんと鍼灸師になって良かったというこの想いを共有し、又将来鍼灸師になりたいという子供達が増えることを願いながら、引き続き日々の修行に励みたいと思います。

暑さと共にまだまだ湿気の多い時期でありますので、お身体の調子崩されませんように。

【福森 千晶(専/鍼灸学科 41期)】