2-2.利用マニュアル【入室→施術→退室】

ここでは、校友会鍼灸室を訪れた際の一連の流れをお伝えします。一つ一つがとても重要なことです。よく認識して覚えてください。

1.入室

電子錠を開けて入室してください(既に入室者がいる場合は開錠の必要はありません。)

入室後は靴の履き替えます。その後、照明・エアコン・換気扇を作動させてください。
電子錠のパスワードは登録時にお伝えいたします。
【POINT】ナンバーのバックライトが点灯していないとパスワードの入力を受け付けません。

2.ブース選び

使用可能なブース(ベッド)は5つ<ABCDE>です。カーテンの開いている場所からお選びください。

私物はブース内に置くか、バックヤード奥の荷物置き場へお願いいたします。(鍼灸室内での私物保管は原則的に禁止です。全てお持ち帰りください。)

3.利用記録の記入

ブース選びが終わりましたら、施術の準備になります。その前に利用記録に記入をしましょう。
利用の月日・氏名(漢字フルネーム)・開始時間(ブースの準備を開始した時間)・終了時間(片付けを終えて次の人に渡せる状態にした時間)・選択ブースを記入します。

【POINT】開始時刻は終了時刻は予約の時間ではありません。準備開始と片付け終了の時刻です。キッチリと記入しましょう。

4.準備開始

開始時刻の記入後、ブース内の準備が始められます。
ブース内の構成は、電動ベッド(電源を入れて使用してください。)・敷タオル・掛タオル2枚・消毒剤2種類・ティッシュペーパー・ゴミ箱・椅子1脚・患者用脱衣カゴとなっております。

タオルを多く使用されたい場合は、ラックより各自補充し、使用後は元に戻してください。
(注)タオル類の交換・洗濯は定期的に行っています。血液の付着やその他の著しい汚れがある場合のみ、洗濯かごに入れてください。感染対策や汚れが気になる方は持参してください。校友会では『タオル類は各自が持参すべき』というのが基本スタンスです。従って、付属のタオル類はあくまでもサービスとお考え下さい。

感染防止策としてディスポーザブルシーツ(紙製のシーツ)もご利用下さい。
枕:ラックよりブース内に持ち込み使用してください。(キッチンペーパーを使用すること)

綿花:ステンレス製の綿花ツボに入れてブース内で使用します。

シャーレ:ディスポーザブル・シャーレを患者一人につき1枚使用可能です。

その他:胸当て・遠赤外線治療機・足用枕(ビニールレザー製のもの)・パルス(使用機材によってコードが異なります)・衛生用品(消毒剤など)・清掃用品(粘着式ローラー)・血圧計・灰皿・オートクレーブ・PC・プリンター となります。

※サーキュレーターを2機追加しました。灸の煙など換気の促進にご利用ください。

5.施術

施術時間は患者一人につき最大で90分です。前後15分にそれぞれ、準備と片付け時間が自動的に追加されます。施術終了後は速やかに片づけを行い、次の方に渡してください。その際、カーテンは開放するようご協力ください。

使用する鍼やもぐさは持参してください。鍼灸室には一切の予備はありません。

【よくある質問①】『〇〇の施術をしてよいですか?』に対しては『はり師・きゅう師の業務内の施術をしてください。』と回答しています。ご自身で判断してください。校友会ではブース内の施術内容には一切関知しません。全て自己責任です。

【よくある質問②】『勉強会を開催してもよいですか?』に対しては『校友会鍼灸室のルール下でお願いします』と回答しています。ブース内に入る人数に制限はありません。

【禁止事項】利用登録者でない方が施術をすることはできません。以前に、他校出身者や非登録者の校友会員に施術をさせているケースがありました。厳重に対処します。ご注意ください。

6.後片付け

ブース内の掲示物の通り行えばスムーズに原状復帰できます。
利用料の支払いは月締め翌月払いです。翌月初旬にメールにて請求します。鍼灸室内の指定場所に納入して下さい。請求額は、【300円×利用人数】となります。(当日払いを希望する方は管理者までご相談ください。)

廃棄物は丁寧に分別して処分してください。
  • 医療廃棄物:鍼はすべて医療廃棄物です。鍼管については使用した物のみ。使用済みディスポシャーレ・使用済み綿花。
  • 一般ゴミ:鍼の包装紙、使用したディスポシーツ・フェイスペーパーは一般ごみとして廃棄します。
  • お灸ゴミ:一回でも火のついたものはお灸ゴミとします。火が消えていてもお灸ゴミです。

7.退室
(室内確認と施錠)

退室時には確認および実施事項があります。防犯上とても重要ですので、必ずチェックしてください。扉横の掲示物に沿って実行してください。
最後は施錠です。
施錠時は開錠時よりもシンプルです。

「♯」を押すことで閉まります。しかし、開錠時と大きく異なることは、バックライトが消えていないと入力を受け付けません。

バックライト消灯を確認するか、エラー後の消灯を利用して、再度「#」を入力して施錠してください。

また、扉が風圧等で完全に閉じていない状態で、電子錠を操作すると、施錠が完了しません。キッチリと閉まっているかを確認しましょう。

必ず、施錠を確認してからその場を離れてください。

【POINT】
・バックライトが消灯していないと施錠できない。
・扉を完全に閉めてから、電子錠の操作をする(扉が閉まりにくい構造の為)

➡➡➡利用マニュアル(3)その他の注意点を確認しよう