森 美侑紀先生『防災とアロマセラピー』を講演 

◆ ブログ

平成29年10月10日

森 美侑紀先生『防災とアロマセラピー』を講演 

防災とアロマテラピー

坂出市の職員に向けて 森美侑紀先生(森ノ宮医療大学准教授)が講演を行いました。

坂出市は自治体として災害や危機監理に対する対策チームを設けるなど防災活動にも積極的に取り組んでいます。

被災された方々はじめ救助者も惨事ストレスからうつ状態、そして自殺へ至るケースも報告され、心身のケアは重要課題となっており、その方策としてアロマセラピーに白羽の矢が立ちました。

森先生は、統合医療としてアロマセラピーの現状や、効果効能、使用方法、防災グッズとしての植物精油の導入を解説し、最後に

「災害後の閉塞感の中で、少しでも深呼吸のできる空間が必要。その一助としてアロマセラピーが役に立てれば」

と言います。

講演は平成29年7月18日実施されました。地方自治体からの講演依頼は貴重と思いましたのでブログにて報告させて頂きます。

森先生のワンポイント アロマ講座

今回の講座で紹介された精油はオレンジ・ラベンダー・ティートリーの3種類とのことです。

この3種類の精油は、精神面にも身体面にも働いてくれます。

個人個人が好きな香りを選んで、香りを吸い込んでもらうと良いでしょう。

(正確には揮発する成分を吸い込んでもらう)

自分が心地良いと感じる精油には、現在の自分に必要な成分が含まれているとも考えられています。

アロマがはじめてで匂いに対する感受性が低い方は、おそらく「オレンジ」の香りを好まれるかと思います。(森美侑紀)

【森ノ宮医療学園出版部 廣長 愉美】